角膜ヘルペスで失明

角膜ヘルペスは片目だけにでる片眼性と呼ばれる症状が特徴で、2種類あり「上皮型」と「実質型」があります。

上皮型は、目の表面にある角膜上皮層でヘルペスウイルスが増殖することで発症します。
樹の枝のような症状を発症するので、樹枝状角膜炎などと言われることもあります。
視力の低下はさほどなく、目の充血・痛みや目がゴロゴロするなどの違和感を覚えます。

実質型は、角膜の中心層の角膜実質層でヘルペスウイルスが増殖することで発症します。
上皮型が表面に対し、こちらは角膜の内側にまでウイルスが深く侵入します。
炎症を起こしてる部分が円のように腫れるので、円板状角膜炎とも言われています。
上皮型よりも視力の低下が激しく、視界が欠けたり歪む症状があらわれます。

角膜ヘルペスは、再発する可能性の高い病気です。
そのため、一生治らない又は失明する、などと考えている方もいらっしゃるかと思います。
結論から言いますと、残念ながら角膜ヘルペスになると完全に治る可能性はかなり低くいです。
角膜ヘルペスは適切な治療をしなければ角膜移植が必要となり最悪の場合失明する場合もあります。

感染症の中では失明率の高い病気でしたが、バルトレックスなどのヘルペス薬の登場とともに失明率も改善されていきました。
改善されてきたとはいえ、ヘルペスは危険な病気であることは間違いありません。
ですからヘルペスの予防を日ごろから心がけましょう。